第三話

<ハイビート登場>

さて、遂にROLEX実機とのご対面シーンになるわけですが、その前に80年代前半の話を少しばかり。

当時カリメロは大学生でして、ROLEXはまだ憧れの遠い存在でした。
アルバイトに精を出していましたので、無理すれば買えないことはなかったのですが、当時はバイクに夢中でして「ホークK」ローン返済に四苦八苦してました。
また今ほど時計雑誌が氾濫していることもなく、雑誌ポパイやメンクラで「通の逸品」と紹介される程度です。
また、並行ショップもほとんどない状態で、ROLEX情報に餓えていたカリメロは相も変わらずリーダイ広告をしげしげと眺めるだけの毎日...



上記画像が当時のスポロレ広告なんですが、ちょうどハイビートへの切替時期にあたります。
クォーツ登場は時計王国スイスに甚大な影響を与えてしまい、自動巻の王者ROLEXもハイビート対応を余儀なくされたのだと思います。
ロービートの頼りない運針と比較してハイビートの滑らかさや日付早送り機構の採用、またD・Dやサブデイトへのサファイア風防装備などかなり大掛かりなモデルチェンジを実行しています。特に80年代前期モデルに見られる「縁なしインデックス・ハイビート」は昔の面影を残してのモデルチェンジですから、当時の想い出と共に強い郷愁を感じます。

ハイビート採用に関してはROLEXマニアの方には賛否両論あるみたいです。
ムーブ耐久性や素材大量生産による強度の問題etc...、
ハイビートのメリットである精度に関しても現在所有しているロービートの代表である70年代5513が日差2秒以内ですから、通常の使用に於いては全然遜色有りません。
ハイビートは外部振動には滅法強いそうなんですが、今のところ恩恵を享受してません

第三話

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